リノベーション

近年、日本列島を襲う異常気象、水害も例外ではありません。

今年(H26年)6月に梅雨前線により局地的な大雨をもたらし、しかも広範囲にわたり同時多発的なゲリラ豪雨が発生しました。さらに台風の影響により豪雨が九州全域を襲い、首都圏ではゲリラ豪雨により地下道の水没など過去の降水量に比べ雨量は増加傾向にあります。また、10月に日本列島を縦断した台風と秋雨前線の影響でこれもまた各地に様々な水害をもたらし、我々の生活に様々な影響を与えました。


集中豪雨は局地的短時間のうちに雨が降り注ぎ、道路や河川の増水など予期できない状況です。特に都市型水害においては下水道施設の基準が1時間の雨量が50mmになっており、この基準以上の降水量では間に合わず、施設等に浸水する恐れがあります。


突発的な豪雨の浸水を防ぐ緊急対策に土のうが用いられてきましたが、運ぶのに重い、時間がかかる、後処理が大変ということで、現在では軽くて丈夫、短時間で簡単に取り付けできる「止水板」が主流になってきました。


過去に浸水した中学校の体育館

過去に浸水した中学校の体育館

家の中の泥をかき出すボランティア

家の中の泥をかき出すボランティア

コンバージョン

ポリカーボネート製の「止水板」で、大幅な軽量化を実現しました。


パネルの材質に中空構造のポリカーボネートを採用することで、アルミパネルの約4割の軽量化になり、一人でも持ち運びできる重量になりました。


ポリカーボネートは耐熱・耐寒性に優れていて設置環境を選びません。


ポリカーボネートを用いることで「止水板」が半透明となり、建物の内側から浸水の深さが確認できます。


バネルは締めハンドルを回すだけで簡単に設置でき、特殊止水パッキンにより優れた止水性を発揮して最大50cmの水圧に耐えます。


用途:マンション、ビル、地下駐車場、建物・店舗の入り口など



大規模修繕工事

ポリカーボネート製の「止水板」で、大幅な軽量化を実現しました。


パネルの材質に中空構造のポリカーボネートを採用することで、アルミパネルの約4割の軽量化になり、一人でも持ち運びできる重量になりました。


ポリカーボネートは耐熱・耐寒性に優れていて設置環境を選びません。


ポリカーボネートを用いることで「止水板」が半透明となり、建物の内側から浸水の深さが確認できます。


バネルは締めハンドルを回すだけで簡単に設置でき、特殊止水パッキンにより優れた止水性を発揮して最大50cmの水圧に耐えます。


用途:マンション、ビル、地下駐車場、建物・店舗の入り口など


マンションエントランス

マンションエントランス

ビルエントランス

ビルエントランス

工場内施設エントランス

工場内施設エントランス

エレベーター前

エレベーター前

●仕様
◇パネル材質
中空ポリカーボネート


◇パネル色
グリーンフロスト、クリアフロスト、オパールの3色


◇枠
アルミニウム


◇寸法
幅500~2000mm×高さ510mm
幅2000mm以上の場合は中間柱と2枚以上の止水板になります。


◇重量
幅1000mm :8.7kg
幅1500mm :10.7kg
幅 2000mm :14.3kg


◇サイド柱サイズ
幅70mm×高さ515mm×奥行き169mm


◇下地レール
有りor無し


◇中間柱
有りor無し
※幅2000mm以上の場合は中間柱が必要になります。


◇締めハンドル
内締めor外締め


ポリカーボネートパネル

ポリカーボネートパネル

劣化診断・改修

止水シートを引き上げて短時間で組立て完了します。


1人で止水シートを引き上げて組み立てるだけなので、組立目安はで約2分間の行程です。


耐水圧性能に優れたポリエチレン製特殊シートを採用していますので、高耐久性を有します。


 

シートは床下にあり、その他の部材はサイド柱の保管ケースに収納しています。


開口部は通行を妨げるものは通常何もありません。


シートは1枚ですが、広いスペースに対応するためには補強用中柱ステーを取付けます。


用途:玄関前、地下鉄・地下階段前、地下駐車場出入口など


劣化診断・改修

●設置イメージ


地下鉄出入口

地下鉄出入口

地下駐車場出入口

地下駐車場出入口

●仕様


・シート材質
ポリエチレン製特殊シート


・標準適用範囲
幅:1200mmまで、高さ:1500mmまで
※幅寸法は中柱を取付けることで無制限。


・床埋込み寸法
約200mmが必要



耐震診断

ゲリラ豪雨などの急な増水による浸水を低減します。


土のうよりも10倍優れた止水性能(面積1㎡あたり1分間につき約4Lまで抑制)があります。


土のうと比べて短時間(5~10分)で設置できます。


 

外部から押し寄せる水の圧力を建物の強度で支えるため、少ない部品数で軽量化を実現しました。<


重さは最小5kg~最大20kgで女性でも持ち上げられる重さになります。


持ち運べる大きさに収納でき、置き場所をあまりとりません。


用途:シャッター、玄関前など



耐震診断

●設置イメージ


シャッタータイプ

シャッタータイプ

フロントタイプ

フロントタイプ

●仕様


<シャッタータイプ>


・シート材質
 ポリ塩化ビニル


・設置可能範囲


最大シャッター開口寸法幅:9000mm

最大止水高さ:500mm


(設置条件)


※止水したい開口部にスチール製シャッターがあること
※屋外側に補強材が設置できること
※シャッターは単装であること(連装は対応不可)


・シートガイド
 アルミニウム


・床置きウェイト、補強材
 ステンレス


・収納袋
 ナイロン


<フロントタイプ>


・シート材質
 ポリ塩化ビニル


・設置可能範囲
片引き戸幅:750~1250mm
引分け戸幅:1250~2500mm
最大止水高さ:500mm


(設置条件)
※止水したい開口部にフロントがあること
※屋外側に補強材が設置できること
※フロントの状態によっては取付けが困難な場合があります。


・サイドバー
 アルミニウム


・床置きウェィト、補強材
 ステンレス


・収納袋
 ナイロン



耐震診断

水災対策には、一般的に土のうが用いられていますが、最近では急なゲリラ豪雨に対抗するため比較的軽くて持ち運びに便利な「止水板」や「止水シート」などが普及しています。

当社では低コストを目標に、軽くて丈夫な強化撥水ダンボールとアラミド繊維で補強した「止水板」、簡易型の「止水シート」を開発しました。


「止水板」に用いられるダンボールは比較的水に弱い印象がありますが、このダンボールは撥水加工がなされており、さらに高強度なアラミド繊維を巻き、密閉度を増すことにより水の侵入を防ぎ、優れた耐水性、耐圧性の特徴をもつことが出来ました。


「止水シート」は弱いポリ塩化ビニルに補強材としてアラミド繊維を貼り合わせて「止水板」と同様な優れた耐水性、耐圧性の特徴をもつことが出来ました。


用途:立体駐車場、地下駐車場、地下鉄、テナントビル、公共施設、工場施設、戸建て玄関、戸建て床下換気口、シャッターなど


※当社「止水板」と「止水シート」は低コストで、施設に合わせて製作致します。


立体駐車場の「止水板」設置イメージ

立体駐車場の「止水板」設置イメージ

エントランスの「止水シート」設置イメージ

エントランスの「止水シート」設置イメージ

耐震診断

麻袋とアクリルポリマー系高吸収性樹脂の性質を利用した吸収膨張型土のうです。重さ0.4kgの麻袋が水分を吸収して、わずか5分間で膨張して約15kgになります。使用後は、安心して焼却処分出来ます。


●標準タイプ


スポット

センサー

●特殊タイプ(天然ゴムスベリ止付、紐付きで連結可能)


標準型 サイズ:約600×400mm吸水後重量:約15kg

標準型 サイズ:約600×400mm
吸水後重量:約15kg

新箱型 サイズ:約500×300×200mm吸水後重量:約19.4kg

新箱型 サイズ:約500×300×200mm
吸水後重量:約19.4kg

箱型 サイズ:約500×300×200mm吸水後重量:約23kg

箱型 サイズ:約500×300×200mm
吸水後重量:約23kg

ロング型 サイズ:約2000×200×200mm吸水後重量:約80kg

ロング型 サイズ:約2000×200×200mm
吸水後重量:約80kg

※本体はあらかじめ溜めた真水に入れてよく揉むことで水の流入を促進します。
※原則として水流に対して縦積で最大5段までとして下さい。
※河川のせき止めや防波堤など高水流・高水圧などがかる場所には適しておりません。
※保管には風通しがよく湿度が低い屋内の冷暗所に保管してください。
※使用後は2週間程度天日干して地方自治体の指定する方法で処理してください。


※使用済み製品は再利用できません。